日本初!ブータン政府公認アンテナショップ Bhutan Fortune(ブータン フォーチュン)!ブータン直輸入の食品・雑貨を通販でお届けいたします。

Bhutan Fortune チーズプロジェクト誕生秘話 Part 2: ブータンでチーズ作り開始!

20150418_121600 HP用 SAM_0582 HP用-2

いよいよ、工場も出来上がり、早速美味しいチーズをつくるぞ!と意気込んで操業を開始しましたが、発酵中のチーズがどうしてもパンパンに膨れ上がってしまいます。調べた結果、チーズの原乳に含まれるバクテリアの量が多く、必要以上にチーズが発酵していることがわかりました。そして、その根本的な問題は原乳が農家から収集所に届くまでの管理方法にありました。

実は、朝、地元農家でとれた新鮮な牛乳は、温度管理されぬままお昼すぎまで農家に置かれ、ようやく原乳取集所まで運ばれていたのです。これでは、いくら工場で適切に原乳を温度管理しても意味がありません。私たちは、新鮮な牛乳は午前中には必ず収集所まで持ってきてもらえるよう、各地域の農家に何度もお願いして回りました。

ただ、そう簡単に状況は改善しません。農家の方々は決して悪気があったわけではないのです。ブータンの農家では、牛乳は自分の家でチーズ(発酵させずに作る、カッテージチーズ状のもの)に加工し、また、チーズは必ず火を通して食べます。搾られた牛乳をその場ですぐチーズにし、火を通して食す。そこではバクテリアの繁殖を恐れる必要もありません。ですから、なかなか理解してもらえなかったのです。

こちらとしても、なかなか理解してもらえないから、とあきらめるわけにはいきません。そもそも、ブータンフォーチュン チーズプロジェクトは、現地の人々に貢献するために始めた事業であり、現地の農家から牛乳を買わないと意味がないからです。しかし、理解してもらえない。これでは、日本へ輸出することはおろか、ブータン人に栄養価の高い、美味しい乳製品を提供することすらできません。私たちは必死でした。どうしたらこの状況を変えられるのだろうかと、現地スタッフも、日本のスタッフも昼夜心を悩ませていました。

しかし、ブータンの農務省にも協力をお願いし、誠意を込めてお願いし続けたこと、状況が改善しない間も農家から牛乳を買い続けるなどの地道な努力を認めてくれたのでしょうか。新参者である私たちを信頼し、協力してくださる方も増えてきました。そしてやっと、日本の皆様にお届けしても全く問題のないレベルにまで状況を改善することができました。

日本でのチーズの販売が予定よりも大幅に遅れてしまった背景には、実はこのような事情があったのです。チーズ発売まで辛抱強くお待ちいただいたお客様には、スタッフ一同心より感謝しております。ブータンフォーチュン チーズを通じて、ブータンの小さな子どもたちや日本の皆様が幸せになれるよう、これからも精進してまいります。引き続き応援をよろしくお願いします!

-by Perle

(関連記事)
Bhutan Fortune チーズプロジェクト誕生秘話 Part 1: ブータンに乳製品工場をつくろう!
ブータンフォーチュンチーズ 店頭販売のお知らせ!
しあわせを、思いやる Bhutan Fortune Cheese ロゴ決定!