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ブータン人のしあわせのヒント 「足るを知る」

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ブータンは国民総幸福量(Gross National Happiness: GNH)という概念を世界で初めて打ち出し、多くの国民がしあわせを感じている国として有名です。一方、後発発展途上国でもあり、高度な治療を受けられる医療制度が整っておらず、ブータンフォーチュンチーズ工場がある東部タシガンから西部の首都ティンプーへの移動に車で2日もかかるなど、日本と比べて、道路や街灯などのインフラも充分に整備されていません。

日本人から見ると、ブータン人の生活は不便そうですが、それでもブータン人が自信をもって「自分はしあわせ」と言える理由は何なのか、ずっと考えていました。そんな中、Bhutan Fortune代表の永田良一の著書『“幸福の国”ブータンに学ぶ しあわせを育む生き方』(同文舘出版)を読み返してみて、その答えが少しわかったような気がしました。それは、本の中で紹介されている、ジグメ・ティンレイ前首相の「足るを知る」(同書 36ページ)という言葉です。

「足るを知る」、ブータン人にとって今足りているもの、言いかえれば、今の自分が手にしているしあわせ。。。それは家族との生活でしょう。

以前、ブータン人から、ブータンではキャリアよりも自分の家庭を築くことを重視すると聞いたことがあります。日本の大都市では独身の一人暮らしも多いですが、ブータンで一人暮らしは一般的ではなく、結婚よりもキャリアを重視する生活にはなじみが無いようでした。先日のお正月シーズンには、担当者が休暇のため2週間以上連絡がとれず、また、休み明けに電話で話した時には、「親戚の行事が多くて、仕事よりもむしろ疲れたよ」と、冗談を言っていたのを思い出します。

普段から家族や親せきとの絆を深めているためか、ブータンでは身内に何かあった時に、家族や親せきは支援を惜しまないと聞きます。何かあった時に必ず助けてくれる人たちがいる、とても心強いですね。一人ではない、失敗しても大丈夫、という安心感があると、何事にも積極的に取り組むことが出来るような気がします。私は、これこそがブータン人がいう生きるしあわせなのではないかと思うのです。

足るを知り、家族や親せきとの絆を大切にする。それが人生を前向きに生きるための自信を与えてくれる。ブータンでは、きっと、このようなしあわせなサイクルがまわっているのでしょう。

ただ、あくまでこれはブータン人のしあわせの一つにすぎないかもしれません。みなさんはブータン人のしあわせをどう考えますか?

-by Perle

(参考文献)
本表紙
『“幸福の国”ブータンに学ぶ しあわせを育む生き方』 同文館出版 永田良一著
本書ではブータン人のしあわせは、ブータンで広く浸透している大乗仏教(後期密教)の教えにもとづくと分析し、ブータンの仏教と起源を同じにする日本の密教(高野山真言宗)の考え方からブータン人のしあわせをひもといています。毎日を心穏やかに、ポジティブに過ごすための考え方やエクササイズは、読むだけで心が落ち着いてきます。最後の章ではBhutan Fortuneプロジェクトが始まった経緯にも触れられていて興味深いです。Bhutan Fortune表参道/原宿店舗でも販売していますので、ぜひ手にとってみてください。